13. 終戦記念日に思う
2015.06.08
平和です・・・日本の世の中は。
現代の日本の中では、いろいろ難しい問題があってもとりあえず平和で安全に暮らせる。不平不満は山ほどあっても、紛争が絶えない国で暮らしている人々と比較すると、最低限の平和で安全という部分ではこんな幸せな国はないとつくづく思います。
今、平和に安全に暮らしている日本人の中で自分たちのご先祖が、戦争と無関係だった人は一人もいないはず。父か、あるいはお爺ちゃんか、はたまた曾お爺ちゃんが、本人の意志に関わらず戦争に赴いて亡くなった先祖がいない日本人は、誰一人としていないでしょう。お国のために戦ったそんなご先祖は、親や兄弟、そして妻や子どもを思いながら絶望の戦地で亡くなった。その心中を思い計ると、一体どんな心境だったのだろうかと切なくなり胸が塞がります。
今の世の中、時の宰相が、国が潰れないように判断し国を統治する。会社の社長が、会社が潰れないように経営し会社を統括する。社会の最小単位の家庭では、家長が、家庭が崩壊しないように努力し家族を統率する。こんな当たり前の事が、難しい今の世の中で、戦地に赴いたご先祖の英霊に敬意を表すると同時に、今与えられた自分たちの環境が、少しでもいい方向に進んで行けるように個々人が努力しなければ、という思いを新たにした終戦記念日でした。